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親だって人間2017.09.24 Sunday
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JUGEMテーマ:幸せなアンチエイジングの習慣
昨日読んでいたブログで、とても共感できることがありました。
子育てについて書かれていました。
彼女は、親に育てられた育て方で自分の子供にも接していたことにあるとき気づいたそうです。
その育て方は、自分は本当は母親にはしてほしくなかったと。
本当は母親に違う風に言ってほしかったという思いがあったそうです。
それなのに、自分も子供に対して母親に言われたのと同じように言っていた自分に気づいたと。
そして、子供に自分がされたと同じように接してしまうのは、母親のせいだと母親に対して怒りを抱いていたそうです。
彼女は、自分をあるがままに受け入れることができるようになり、
母親に対して怒りを抱くという気持ちがあるのも自分だということを受け入れ、
自分は本当は母親にこう言ってほしかったという気持ちも受け入れ、
今、彼女は自分のお子さんに対して、違う接し方ができるようになってきたと。
今、自分のお子さんには、自分が母親に言われたことを言うのではなく、子供の頃自分が母親に言ってほしかったことを言うことができるようになってきたそうです。
そうすることで、自分のお子さんだけでなく、自分の中にいる”小さな自分”も喜んでいるのが感じられると。
それを読んでいて、思いました。
よく聞かれること。
それは
自分は親にこう育てられたんだから、自分の子供も同じように育てる。
自分は親にこう言われて育ったんだから、と自分の子供にも言う。
自分の親にこうあるべきだと言われて育ったから、自分も子供にこうあるべきと求める。
など。
でも、もしも心の中で、自分は親に対してどこか反感を持っていたなら、それを子供にも同じようにするでは、
子供もまた自分と同じように将来反感を持つことになるのではと思うのです。
親だからって完璧ではない。
親だって人間。
親はみんな手探りで子育てをしていくんだと思います。
だから、間違ったことをすることもある。
自分の親から受け継いだ育てられ方をそのまま受け継いでいきがちです。
きっと、自分の母親も、彼女の母親から同じように育てられてきたんじゃないかと思うのです。
そんな代々受け継がれてきた育て方などは、そのまま自分も同じようにしていけばさらに自分の子供、そのまた子供にもつながっていく。
だけど。
もしも、自分の中に、
自分はこう育ててほしかった。
こんな時には、母親に本当はこう言ってほしかった。
などの思いがあったことに気づけたなら。
きっと、それは親に対しての反感や怒りとして、必ず自分の奥底にあるはず。
そして、その自分の親に対する怒りや反感に気づけたら、それは悪いことではないと思うんです。
だって、それは自分の中の”小さな自分”の正直な気持ちだから。
そして、そんな正直な気持ちもすべて含めて、自分というものなんだということを受け入れる。
それから、自分にできることをしていく。
本当は親にこうしてほしかった、こう言ってほしかったということを、自分の子供にしていく。
また、親は、親なりに一生懸命自分を育ててくれたんだということ、
母親なりの、父親なりの愛情で、精一杯育ててくれたということを思う。
自分がこの世に存在するのは、両親のおかげだということ。
私が、今つながっているコミュニティがあるのですが、そこで自分のことを見つめなおすという作業をしていったとき、
私は母親に対して怒りがあることが分かりました。
ずっと、自分でわからなかったことです。
だけど、自分が今こんな問題に直面するのは、自分がこんな性格だからで、自分がこんな性格になったのは、母親の育て方のせいだと、母親を責めている自分に気づいたのです。
私が不幸になったのは、母親のせい、父親のせいと。
同時に、母親や父親に対して、怒りや恨みなどがあるなんて、なんて親不孝ものなんだと、とても悪いことだと罪悪感を感じました。
そして、また、そんなとんでもない人間になってしまったのは、やっぱり親のせいだと。。。
ですが、それは違う。
確かに、親の育て方は子供の性格に大きな影響を与えると思うのです。
けれど、今自分は大人である以上、そして、そういうことがわかった以上、変えていこうと努力できる。
親のせいと責任を丸投げして、なにも努力しないのは無責任。
自分に対して無責任。
今、大人である以上、自分の人生を良くするも悪くするも、変えていくのも変えないのも自分次第。
自分にできることがあるということが分かった以上、それをしていこうできる。
自分を変えることが自分にはできるとわかった以上、自分を変える努力をすることができる。
だから、自分には心の奥底に親に対する怒りがあったということを受け入れて、そういう気持ちを心の奥底に持っていたのが自分というものだということを受け入れる。
自分というものをあるがまますべて受け入れて、自分にこれからできることを一つ一つやっていく。
人間だから、完璧な人なんていない。
ということは、母親だって父親だって、完璧ではない。
間違いだってある。
そうすると、怒りや恨みを持ってしまうということもあると思うんです。
大切なのは、そんな自分の正直な気持ちにふたをしないということ。
自分が本当は怒りがあったんだということに気づくこと。
そして、その自分の気持ちを受け入れること。
そんな気持ちを持っているのも自分というものなんだということを受け入れる。
あるがままの自分を受け入れる。
そして今、私は両親に対して怒りや恨みはありません。
あるのは、私たち子供を育ててくれた頃の両親は、今の私よりもずっとずっと若かった、
そんな若かった両親が一生懸命、育ててくれたことに対する感謝です。
今よりも情報もない時代、何をするにも便利ではなかった時代、手探りで親から受け継いできた育て方などを参考にしながら、両親なりの愛情を注いで育ててくれたことに感謝しています。
そして、何よりも、私を産んでくれたことに感謝しています。
私のつながっているコミュニティ。
いろいろな問題をそれぞれの人たちが持っている。
それを、分かち合う場所です。
とても共感できる。
自分が持っていた問題や考え方・気持ちと同じことを、他の人の口から聞くことができる。
とてもパワフルです。
そして、そんな問題を抱えた人たちがどうやって、そこから抜け出してきたのか、抜け出そうとしているのか、ヒントも得ることができるし、学ぶことができる。
お互いに助け合って、成長していける。
私はそんな場所に出会うことができたのがとてもありがたいと思います。
出会うべきして、出会った場所です。
私に必要で与えられた場所。
それは、私が変わる必要があったから。
私が変わるために与えらえた。
そして、思うのは、
自分自身の過去から現在までを見つめなおし、
自分というものがわかって、
そんな自分というものをまるごと受け入れるということができるようになってきたからこそ、
彼女のブログを読んでいて、「わかる、わかる。」と共感できるのだと思います。
以前の私なら、「ふーん。」だけだったと思う。
感じるということがどこかできなかったから。
自分の本当の気持ちに気づけず心がまひしていたけど、それすら自分で気づいていなかったから。
自分というものを受け入れることができなかったから。
そして、彼女のブログを読んでいて、思いました。
彼女のように、自分が体験してきた思いや問題というのは、とても共感でき、パワフルだと。
彼女のブログに出会うことができたことに感謝します。
そんな、たきしまじゅりさんのブログは
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じゅりさん!
じゅりさんは、私と知り合いですよ!
じゅりさんとは、とあるきっかけで知り合って、
その後、私のサロンに一度きてくださって、
それからも時々メッセージのやりとりなどしています。
じゅりさんは、とても素直な方。
まっすぐで、正直で、真剣に自分を見つめて
自分自身と対峙してる方ですよ。
私もじゅりさんのブログのファンです。
だって、彼女の言葉には嘘がないから。
| minako | 2017/09/24 12:09 PM |そうなんですね!!
じゅりさんとお知り合いだなんて、素敵です!じゅりさんのブログに出会わせていただいて、私もファンになりました。
「わかるわかる!」ってたくさん共感できたり。
とても勇気をいただけます。
| twinchipmunks | 2017/09/26 8:06 AM |
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