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辛いことはその人にふりそそぐのではなくて、その人のために起こる2020.10.14 Wednesday
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JUGEMテーマ:幸せなアンチエイジングの習慣
妹家族のフィンランドへの移住が決まりました。
最初はショックの方が大きくて、妹や姪っ子がいなくなってしまったら、どうしたらいいんだろうと途方に暮れていましたが、
それから心の覚悟ができるまで時間の猶予があったような気がします。
90%以上、移住になるだろうとわかってから、約1カ月あまりは、どこを見渡しても姪っ子との思い出ばかりで、辛い気持ちになっていました。
でも心が痛いと感じていた毎日が少しずつ、妹や姪っ子がいなくても大丈夫と思えるようになってきました。
幼かった姪っ子と来た場所などは、今は懐かしい思い出になっています。
妹も姪っ子もまだ日本にいますが、足元もおぼつかなかったちっちゃな姪っ子は、すでに懐かしい思い出。
姪っ子はみるみる成長していて、気が付けば本当に大きくなっています。
ちょっと前までのかわいい幼児から、いつの間にか、かわいらしい少女に変身していました。
去年までは、ほぼ毎日のように姪っ子に会っていた私。
今年に入り、コロナウイルスで緊急事態宣言となりしばらく会えない日が続いたのも、私にとってはきっと離れるための練習だったのかもしれない。
また姪っ子の幼稚園が始まり、毎日忙しくなり、なかなか遊ぶ時間も会う時間もなくなったのも、私にとっては彼らと離れるための練習となっています。
去年の今頃、まだ毎日のように妹や姪っ子と会っていたあの頃だったら、かれらがフィンランドへ移住してしまったら、本当に腑抜けになって生きていけなかったかもしれない。
誰かが書いていた言葉で、
「辛いことはその人に降りかかるのではない。辛いことはその人のために起こるのだ。」
私にとっても、妹と姪っ子と離れることは、きっと何か意味があることなんだと思います。
そして姪っ子にとって、妹にとって、フィンランドへの妹家族の移住が、素晴らしい未来となることを心から願うばかりです。
最初は辛いだろうけれど、絶対にそのあとに輝く未来が待っているはず。
幼い姪っ子にとっては、知らない言葉、知らない人、知らない土地で、辛いかもしれず、かわいそうだと思いますが、
パパとママの愛に囲まれて、強くたくましく成長してほしい。
妹が、最初の2年は修行だと思って尼さんになった気持ちでひたすら頑張る!と言っていました。
最初の2年間は辛いことが多いかもしれない。
だけど、3年目からは友達もできてきて、言葉や土地柄にも慣れてきて、楽しくなってくるはず、と。
だから私も、彼らが行ってしまってからの最初の2年は死ぬ気で頑張ろうと思う。
私も修行期間だと思って、目標に向かってやるべきことできることをとにかくやろうと思っています。
引っ越しまであと2か月あまり。
やることが山ほどあってストレスたくさんの妹と、不安で情緒不安定になっている姪っ子。
移住する前の移住後も、そのストレスは計り知れないものがあると思います。
家族で力を合わせて励ましあいながら、大変な時を乗り越えてほしい。
妹家族が幸せにフィンランドで暮らせることを心から願っています。
そして、いつか何らかの形で私たち双子はまた一緒になる時が来るんだろうなと思っています。