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あの頃は時期早々だった2019.11.17 Sunday
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JUGEMテーマ:幸せなアンチエイジングの習慣
師走が近づく
気づけば11月も半ば過ぎ。
なんだかバタバタと忙しく感じる今日この頃です。
今朝は4時頃にお客様からのメールで目が覚め、そのまま起きだして仕事をしていました。
若い頃に憧れた、自分のビジネス。夢に描いた作家や絵描き。
それが、気が付くと今、現実となっています。
会社勤めよりも、自分で何かがしたい、何ができるんだろうと、悶々と考え続けていた20代後半。
あの頃、たくさんのビジネス書や自己啓発本などを読み漁っていました。
ですが、お金を儲けることばかり考えていて、何ができるのか、また自分のやりたいことは何なのか、見つけることができないでいました。
そして、今。
好きでやっていることで、楽しくて仕方なくて時間も寝る間も惜しんでやってしまうアクセサリー作りや書、絵。
これらを買ってくださる人が海を越えた遠くの国々にたくさんいる。
本当にありがたいと実感します。
先日、生徒さんの知り合いの外国人男性が、彼女にビジネスを一緒にしようと持ち掛けた案について相談されて見せていただきました。(英語だったので)
そして、まさしく20代後半の自分を見ているかのような気がしました。
お金になりそうなビジネスになりそうなことから、彼は案を作っていました。
アイデアだけ見ると、とても素晴らしく聞こえる案なのですが、彼は全く違う分野で仕事をしていて、知識も経験もない分野の案。
本当に彼がその案を実行させたいならば、まずはその分野の仕事をして、自分で経験する必要があるのではないかと思いました。
もしくは、どうせやるならば、今現在の仕事の経験を活かした分野で考えた方が近道ではないかと思います。
20代の頃、自分で料理を作って自宅で提供などしたいと考えた時期がありました。
ですが、その頃の私には、レストランでの料理経験もなければ調理師免許もなく、無理だとあきらめていました。
あの頃は、とにかくビジネス、ビジネスと、そればかり考えていて、経験を積むなどと回り道的なじれったい時間のかかることなんて、やってられないと思っていたのです。
ですが、世のなかそんなに甘くない。
あの頃の私は甘かったのです。
だから、まだ時期早々だったのです。
あれから、20年。
気が付けば、今は調理師免許もあり、レストランでの板前経験を活かした自宅での寿司教室や自分たちのビジネスをしています。
そして、物書きやモノづくりをしている人ってうらやましいなあ、それでビジネスできるなんていいなあ、なんて思っていた頃は、やっぱりまだ、時期早々だったのだと思います。
気が付けば、今、アクセサリーを作り、書や絵を描き、それを買っていただいている。
これも、また、自分自身で夢に描いていた生活です。
どんなに忙しくてバタバタする毎日でも、絵や書を書くことで、青空の中、瞑想の穏やかな時間をとることができています。
そして、どんなに真夜中や早朝に起きて仕事したり、休みの日がなかったとしても、自分のビジネスは本当にやりがいがあって、楽しい。
全然、苦じゃないのです。
自分の好きなことができている毎日。
なんてありがたいことなんだろうと、思います。
今日も一日、青空に感謝。
買ってくださる人に感謝。
見に来てくださる方に感謝。
家族に感謝。
健康に感謝。