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人生って辛いもの?2019.10.24 Thursday
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JUGEMテーマ:幸せなアンチエイジングの習慣
3歳の姪っ子
双子の妹の娘、私の姪っ子は今3歳2か月。
日々成長し続ける姪っ子。
今や会話は普通にでき、時にませた言葉を言ったり、大人びたことをやって見せたりと、3歳ってなんだか小さな大人みたいだなあと思うことがあります。
とは言え、言葉が通じるからと言って、まだ生まれてから3年しかたっていない姪っ子。
知らないこともたくさんで、学ぶことだらけの世の中です。
姪っ子に限らず、子供たち、赤ちゃんみんながいつも笑って幸せでいられたらいいのになあと思ったりします。
ですが、現実にはそんなことは不可能で、赤ちゃんは泣くもの、子供だって泣くことがあるのは当たり前。
以前、自分が若かった頃、子供の泣き声が耳につーんときて、本当に嫌だったのを思い出します。
ただただ、うるさくて、迷惑、くらいにしか考えていなかったあの頃は、その泣いている子の気持ちを考えたことすらありませんでした。
そして、今、子供や赤ちゃんの泣き声が聞こえてくると、胸がキューっと締め付けられる思いになります。
昨日、たまたま通りかかった公園で、幼稚園児たちが遊んでいて、その中で女の子が一人泣いていました。
リュックをしょって、わんわん泣いて歩いている女の子。
周りには他の子供たちや先生たちがいますが、誰も彼女のところに寄って行ったりしていません。
どうしたんだろうと、他人事ながらとても気になりました。
その前のいきさつもわからないし、そのあともどうなったのかわかりません。
だけど、ただ、その光景だけが胸に焼き付き、胸が痛みました。
かわいそうで、いたたまれなくて、子供は泣くことがあるのは当たり前のことだけど、
「なんで泣いているんだろう、今この瞬間この子は悲しくて、悔しくて、どっか痛くて、辛くて、泣いているんだろうか。なんとかこの子が泣き止んで笑顔になることはできないのかな」
と、余計なことを考えてしまいます。
とにかく、胸が痛むのです。
泣いたら、そのあとは笑顔になってほしい。
私は、若い頃、ずっと人生が辛いものだと思っていました。
生きることとは、辛いことで、たくさんの辛い出来事があって当たり前。
人生とはいばらの道、そんな風に考えていました。
とくに思春期のころは、辛くて辛くて、早く大人になってしまいたくて、そればかりを考えていました。
大人になれば、楽になるんだろうなどと思っていたのです。
そんな思いは今でも、ふとすると簡単に自分の中に戻ってきそうになってしまうのです。
だから、子供たちが泣いていたりすると、
「大変だよね、生きるって。辛いことがたくさんだよね。これからどんどん大きく成長するにしたがって、大変なことが増えてくるし、辛いことも増えてきて、こんな風に泣いたりすることもきっと増えてきて、まだまだ長い道のりなのに、かわいそうだなあ」
なんて、考えてしまったりするのです。
姪っ子に対しても、大きくなっていくにしたがって、子供同士のけんかなど、社会に出ていくことで新しい問題や辛いことが増えていくことが、かわいそうだなあと心配になったりしてしまいます。
だけど、生きることが大変、なんて大人が思ったら、子供にしてみたら、そんな大変なら大きくなりたくないと思ってしまうだろうなと思うのです。
大変だと思うことや、簡単じゃなかったりその時は辛いと思うことがあっても、実は人生はとても楽しいもので、ワクワクするもので、大きくなっていくことはとっても楽しいものだということを、子供たちに伝えてあげることの方が、ずっと大切なんだろうなと思うのです。
大人になるまでの道のりが辛いんじゃない。
大人になってからが楽なんじゃない。
子供のうちから、小さい頃から、ずっと大きくなるまで、そして大人になってからもずっと、人生は楽しむためにある。
自分は子供の頃から成長して大人になるまで、そんな風に思えなかったけれど、今ならわかります。
だからこそ、今小さな子供たちに、それを伝えてあげたいと思う。
心配ばかりして、同情したり、慰めたりするばかりでは、希望をあげることができないのではないかなと、反省させられます。
希望やワクワク、ハッピーを子供に伝えたい、あげたい。
人生って辛いんじゃなくて、とっても楽しいことで、いろんなことに挑戦してみて、楽しんで、常にどんどんと変化していくことで、自分がどんどん変わることで。
人間はみんな、人生を楽しむために生まれてきているんだということを、私自身が常に忘れないでいたいと思うのです。
姪っ子には彼女の人生を楽しんでもらいたい。
生きるために生まれてきたんじゃない。
楽しむために生まれてきている。
たった一度の人生、楽しまなかったら、もったいない。
大変なこともあるだろうけど、それだって楽しいことだと思えば楽しくなったりもする。
辛いと思えば辛くなる一方だし、楽しいチャレンジと思えば、楽しくなる。
簡単にはいかないかもしれないけれど、もしも辛いとしても、必ず辛いと思うことには終わりがくる。
どん底を味わうことがあるとすれば、それはどん底から上へあがっていくというサイン。
どん底からは、もうそれ以上下へ行きようがないから。
あとはもう楽しくなるばっかりで、良くなるばっかりで、それを思い出すことができたら、絶対に大丈夫。
そんなことを、発信していけたらいいなあと、昨日ふと思った日でした。